干物女はあくまでも漫画の中のキャラクターであるが、実際上に挙げた条件に当てはまる女性はいると思う。20代の人生や恋愛を半ば放棄してぐうたらに過ごす姿に共感を覚えたりするかもしれない。恋愛は面倒臭いからしないというが、はたしてその意志を守り抜くことはできるだろうか。先ほども述べたが、刺激がなければ人間は自ずと刺激を求めてしまう。漫画の中の雨宮蛍は職場では普通の姿をしている。オンとオフを切り替えることにより干物女としてプライベートで自分というものを保つことができるのではないか。
干物女が負け組だとかそうでないとか言われるが、考えるに負け組ではないと思われる。オン・オフの切り替えなしに干物っぷりを醸し出す女性は論外だが、プライベートでのストレス発散を上手く行うことで仕事をスムーズに処理することが可能となる。ステキ女子と干物女が目の前に並んだ場合、どちらが魅力的かと聞かれるとどちらも魅力的であり、甲乙は付け難い。
人生には三つの坂がある。「上り坂」「下り坂」「まさか」である。現在の自分を見つめてみたときに、どこにいるだろうか。干物女がそのまま死に体となるのか、それとも今の干物状態はサナギなのか。人生捨てるのは簡単だ。しかし、創り上げていくからこそ面白いのではないだろうか。 |